秋は別れ放題 1
私の勝手な決めつけなんでしょうが、再三書いてるように
なぜか秋は「別れ」のイメージが強いような気がするんです。
原因は夏の、あの意味もない開放感やお祭り気分に比べて、
どこか独特な秋の「もの悲しさ」にあるのでしょうね。
実際、秋の歌には「母娘の別れ」や「恋人との別れ」の曲が
目白押し!
そんなわけで、しばらく「秋の別れの名曲」を。
秋の気配
あれがあなたの好きな場所 港が見下ろせる小高い公園
あなたの声が小さくなる 僕は黙って外を見てる
目を閉じて息を止めて さかのぼるほんのひととき
こんなことは今までなかった
僕があなたから離れてゆく 僕があなたから離れてゆく
黄昏は風を止めて ちぎれた雲はまたひとつになる
「あの歌だけは他の誰にも 歌わないでねただそれだけ」
大いなる河のように 時は流れ戻るすべもない
こんなことは今までなかった
別れの言葉をさがしている 別れの言葉をさがしている
ああ嘘でもいいから 微笑むふりをして
僕の精一杯のやさしさを あなたは受け止めるはずもない
こんなことは今までなかった 僕があなたから離れていゆく
バラードが似合うんでしょうね、秋は。
で、バラードには「別れ」がピッタリなんでしょう。
オフコースのこの歌聞きながら、恋人との別れに涙した人も
いるんでしょうね、きっと。
私はこの頃はまだ、好きな女の子もいなかったです。
ええ、「ドッヂボールが恋人」でした orz
オフコースSELECTION
1973-78