トランジスタ・ラジオ

ちょっと(?)昔の、ちょっといい曲をご紹介。              

秋は別れ放題 2

男女の別れの場合、だいたい女の人の方が去って行きますよね。

 

あれ、なんなんでしょう。

 

もちろん、そうじゃない場合もあるんでしょうけど、

百歩譲っても、7割方男がフラれているように思うのです。

 

女の人が飽きっぽいのか、妙にセンチメンタルな気分に

浸りやすいのか。

 

まあ、男がフラれる方が絵にしやすいってのもあるかも知れません。

 

そんな中、スッパリフラれている女の人の歌がありました。

五輪真弓さんの「恋人よ」です。

 

 

恋人よ

作詞、作曲、歌:五輪真弓 (1980年)

 

枯葉散る夕暮れは 来る日の寒さを物語り

雨に壊れたベンチには 愛をささやく歌もない

恋人よそばにいて こごえる私のそばにいてよ

そして一言この別れ話が 冗談だよと笑ってほしい

 

砂利道を駆け足で マラソン人が行き過ぎる

まるで忘却のぞむように 止まる私を誘っている

恋人よさようなら 季節はめぐってくるけど

あの日のふたり宵の流れ星 光っては消える無情の夢よ

 

恋人よそばにいて こごえる私のそばにいてよ

そして一言この別れ話が 冗談だよと笑ってほしい


恋人よ 五輪真弓歌詞入り - YouTube

 

この彼氏、笑ってあげないんですね、最後まで。

 

そりゃそうか。別れようとしてるヤツが笑わないのは当然です。

この場面で最後に、「この別れ話は冗談だよ」なんて言ったら

そりゃ、たいへんなことになってしまいます。

 

秋の歌が、春の歌になってしまいます。

 

だって、こんなこと言って許されるのは

エイプリルフールくらいじゃないと、普通

 

ハッ倒されます

 

 

 

五輪真弓 ベスト・オブ・ベスト DQCL-2007

 

五輪真弓 ベストオブベスト