トランジスタ・ラジオ

ちょっと(?)昔の、ちょっといい曲をご紹介。              

秋は別れ放題 6

昨日の尾崎亜美さんの「蒼夜曲~セレナーデ~」。

ブログ書き終えて、すぐ聴いてしまいました。

 

何度聞いても、いい曲ですよねぇ。

 

そう言えば、何年たってもいつまでも聴いてる曲ってありますよね。

 

私は高校まで野球ばっかりしてまして、したがって中学・高校時代は

“ボウズ頭”だったわけです。

おかげで学生服と野球のユニフォームは超絶似合ったのですが…。

 

 

普段着。これが何を着ても似合わない!!

 

 

多感な青春時代です。たまの休日が苦痛だったことを覚えています。

早くクラブを引退して髪の毛を伸ばしたかったもんです。

 

で、大学

 

やっと、人並みに(野球やってたら人じゃないのか!)

髪の毛も伸びて、ファッションなんかにも興味を持ちだしまして。

そんな時、カッコいい歌手を見つけるわけです。

 

山本達彦さん

 

いやぁ、オシャレなわけですよ。ファッションも歌も。

それまでは普通の高校生らしく(?)、アイドルの曲ばかり聴いていたのですが、

ドはまりしまして。

 

おっさん丸出し風な男たちがスエットやら(女子の少ない大学でした)、

運動部所属のヤツらにいたってはユニフォーム姿(体育会寄りの大学でして)

でうろうろするような、

 

バンカラ色の相当豊かなキャンパス

 

素肌にサマーセーター(最近どうなんです?まだ売ってます?)に

 

白のチノパン、白のスリッポン(今そんな言い方しないのかな?)

 

履いてる私が歩いてるわけです。

 

 

そりゃもう、浮く、浮く!!

 

 

当時は、山本達彦さんだけじゃなく、「ポパイ」やらホットドッグプレス

(当時流行った雑誌ですが、もうなくなったんですよね確か…)やらの影響で、

繁華街に出るとまわりがそんなのばっかりですから目立たないんですけど、

大学およびその周辺だといやもう、

ひとり色違いで 浮き放題! です。

 

今考えりゃなんでそんな運動系大学を選んだのか(偏差値的にそこしかなかった

のです 哀 )

 

ああ、高校時代にもっと勉強しておけば良かった、と今も後悔しております。

 

話を戻しますが、「都会的でお洒落で」と言う部分に共鳴した

(私自身は都会的でもお洒落でもないのですが、理想・妄想の部分でね)

私は、聴きまくったわけですよ、山本達彦さんの曲を。

 

今でもしょっちゅう聴いていて、いい曲はたくさんあるのですが、

テーマに沿う形で今日は 『夢より苦しく』をご紹介します。

 

例のごとく、「秋」ワードはでてきませんが、

 

きっと「秋」が似合うだろう!!、

 

いや、似合ってくれっっ!!!!!

 

と強く念じつつ聴いていただけるとありがたいです。

 

 

夢より苦しく

作詞:来生えつこ  作曲、歌:山本達彦  (1983年)

 

ローズ色の爪がグラスを いらだたしくはじく

口ごもる恋のわだかまり 夢より苦しく

笑わない瞳がつらくて 言葉も出て来ない

ジャズピアノだるいエンディング 響いて真夜中

Alone ふたりは それぞれ孤独で

今夜違う夢を見るつもり

Alone 月日は 恋心までも 

迷路行き惑うガラスの壁 Closing heart

 

カウンターの椅子をきしませ 背を向けたおまえに

投げかける言葉を選べば 夢より苦しく

Alone こんなに それぞれ淋しく

恋を終わらせてもいいものか

Alone 心は たぶん求めてる

迷路少しでも抜け出せたら Change your mind

 

Alone ふたりは それぞれ孤独で

今夜違う夢を見るつもり

Alone 月日は 恋心までも 

迷路行き惑うガラスの壁 Closing heart

 


8/Tatsuhiko Yamamoto Live "Night Fly" in 1984 ...

 

余談ですが今回この曲をご紹介するにあたって、山本達彦さんの

ことをネットで調べたら、なんと

 

山本達彦さんのファン多いこと!!

 

それも、熱烈ファンの方たちがたくさんいて、私のこんな

ブログで語っちゃっていいのか?と一瞬(結構)迷いましたよ^^;

 

いやでも、山本達彦さんの一ファンとしては、うれしいことですが。

 

東京でライブされてるそうなんで、機会があれば行ってみたいです。

 

 

 

 

ツイン・ベスト / TWIN BEST

 山本達彦 ツインベスト